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自分はこう読むゴールデンギーク賞2013

 http://boardgamegeek.com/thread/1130529/golden-geek-awards-winners-2013

 2013年のゴールデンギーク賞の結果が出たよー。この賞はBGGのファン投票なのでドイツのゲーム賞とかの著名なタイトルとは性格が異なるし、実際ギークの嗜好が反映された内容にはなるんだけども、ドイツ年間ゲーム大賞やドイツゲーム賞では網羅しきれないキックスターターやプリント&プレイのゲームもフォローしているので、青田買い好きのスレたゲーム好きには堪らない賞ではあるねw
 権威ある賞より消費者目線のタイトルなので共感しやすいところはあるけど、それでもギークの好みではあるので、日本の消費者目線の賞も見てみたいもんではある。日本ゲーム大賞もあるけど、それとは別にね。そのためにはまず裾野が広がらないとねー、という話でもあるけど。

 で、注目はやっぱりラブレターの4冠受賞。カードゲーム部門、ファミリーゲーム部門、イノベーション部門、パーティーゲーム部門の4部門で大賞を受賞している。基本SFとダンジョンと海賊とダイスとフィギュアと重ゲー好きなギーク(偏見)の選出する賞で、それらの要素をまったく含まないゲームがこれだけ躍進を果たしたのはまさに快挙と言えるんじゃなかろうか。
 カードゲーム部門ではクー、十二季節の魔法使いを、ファミリーゲーム部門ではエスケープ、マイス&ミスティクスを、イノベーション部門では再びエスケープ、ツォルキンを、パーティーゲーム部門では再びクー、レジスタンス:アヴァロンを退けての今回の受賞。特に着目したいのはイノベーション部門で、エスケープ、ツォルキンは確かに既存のカテゴリの中で新しい方向性を打ち出したことが評価されたゲームではあるんだけど、本来前菜としてのフィラー(穴埋め番組)がメインディッシュとして機能するようなゲームシーンの変容・創出がギークにとってよりインパクトがあったのかなという気はする。
 これはドミニオンや世界の七不思議が短時間で繰り返し遊べるゲームスタイルを提案して成功したことと同軸上の成功で、ラブレターもまた同作ならではの新たなゲームスタイルの提案を確立したんだと思っている。流行り言葉で言えばミニマリズムってやつですかね。
 キックスターターでにわかに目立ち始めてきたマイクロゲームというジャンルもこの枝葉に属する一部ではあろうし、ラブレターのフォロワーが一時期のデッキ構築のようにゾロゾロ湧き出てきたらこれはホンモノだ、と言えるだろうね。と言っても、ラブレターを真似るのは容易じゃないので、案外後続が伸びない可能性はあるけどもw

 http://boardgamegeek.com/geeklist/169867/item/3080678#item3080678

 ちなみに2014年1月で最もプレイ報告が多いのがラブレターだ。ゲームのミニマル性を考えれば納得ではあるんだけど、ギーク好みの定番ゲームを抑えての浸透ぶりは他に類を見ない。プレイ回数の多さがゲームの認知度の向上、ひいては投票に好影響を与えることを思えば、言ってしまえば人気投票であるGG賞はラブレターにとって有利なグラウンドだったと言えるのかもしれないけど、それでもギークの好みからこれだけ相反したゲームが高い評価を得たのは軽視できない流れだと思うなあ。
 そもそもギークの間では、自分たちが軽ゲーの鉄板と呼ぶようなタイトルはイマイチ評判がよろしくない。コロレットやニムトがAvg7点つかないとこじゃぜw それがなぜここに至って価値観の変容が起きたのかイマイチよくわからないんだけど、日本市場の存在感がじわりじわりと大きくなっているような幻想は覚えるね。願わくば幻想だけに留まらず、と行きたいところだけども、さてw



 と言ったところで、一くさりラブレターを褒めたところでw テラミスティカです。本題ですw
 ストラテジー部門受賞とゲームオブザイヤー受賞。めでたいですね!
 まあ、ゲームオブザイヤーは普通ストラテジー部門の受賞作がそのままスライドするのでアレなんですが。例外はドミニオンくらいかな。
 で、このテラミスティカ受賞は妥当だの安定だのという評価を聞くんだけど、いやいや、そりゃ全然話が違うのよ、これ。むしろ自分は今回のノミネートを見てテラミスティカヤバいと思ったぐらいだもんw
 まあ、百聞は一見に如かず。今年のゴールデンギーク賞のノミネートがこれです。

 http://boardgamegeek.com/thread/1116727/2013-golden-geek-awards-nominees-announced-vot

 アメリゴ 2013/Avg7.58/299位
 ボラボラ 2013/Avg7.79/90位
 ブルッヘ 2013/Avg7.57/187位
 カヴェルナ 2013/Avg8.50/20位
 コンコルディア 2013/Avg7.75/274位
 グラスロード 2013/Avg7.54/307位
 キーフラワー 2012/Avg7.94/48位
 ルイス&クラーク探検隊 2013/Avg7.95/226位
 ネイションズ 2013/Avg8.08/56位
 ロビンソン・クルーソー 呪われた島 2012/Avg8.31/13位
 ロシア鉄道 2013/Avg8.07/81位
 スパイリウム 2013/Avg7.41/309位
 シティビルダー 2012/Avg7.76/58位
 テラミスティカ 2012/Avg8.26/6位
 ツォルキン 2012/Avg8.05/14位

 アカンでしょ(白目) 有馬記念だってこんな豪華な面子にはならんよと言わんばかりの好タイトル揃い。2012年エッセン新作から2013年エッセン新作まで含めているという謎ラインナップで、これを見て即座に「テラミスティカ安定だわ」と言える人はよほど他のゲーム嫌いなんじゃないかと思うw 自分は相当にテラミスティカ好きな方ですけど、今のネイションズとかカヴェルナの勢いを見て即答できる勇気はなかったですねー。
 で、ひょっとしてノミネートは年度跨げるのかなーと思って去年のを見てみたら、そんなことはなかった(エクリプスが受賞)。

 http://boardgamegeek.com/thread/864240/2012-golden-geek-awards-nominees-announced-vot

 2012年のノミネート11作品に比べて2013年のノミネートは16作品。そりゃ2年度分合算してるんだからそうなるじゃろ、って話ではあるんだけど。今年のストラテジー部門がどれだけ激戦区だったかはこれを見て貰うだけでわかるし、そこを勝ち抜けてきたテラミスティカの人気もわかって貰えると思う。まあ、結局は人気投票なので浸透前の新作は不利って話はあるかもだけど。

 http://boardgamegeek.com/thread/1125630/2013-golden-geek-finalists-announced-winners-wil

 実際ノミネート作品をさらに煎じ詰めた最終候補作品はテラミスティカ、ツォルキン、シティビルダーの2012年作品に絞られている。2013年作品まさかの全滅。ギークのシティビルダー好き過ぎ問題。
 アベレージに限って言えばシティビルダーは下から数えた方が早い位置なので流通期間が長く人口に膾炙した作品が優位に働く「ベテラン補正」はありえるようにも感じる。
 ただ、逆に流行のピークが過ぎて票数伸びないってパターンもあるわけで。ノミネート数だけで言えば2013年の方が多作で、豊作と言われた2012年は有力どころだったギンコポリス、蟻の国、アーキペラゴなんかが選から漏れてる。特にアーキペラゴなんかはギーク大好きなやり過ぎゲーの2012年筆頭だと思うんだけどなー。……あ、グレートジンバブエね。ぼくは好きですよ(アリバイ作り)
 というか、これだけカード切っちゃって来年どうするんですかね…… まあ、2014年エッセン新作で傑作が出ることを期待しましょうかねえ。


 あ、そう言えばラブレターのSdjが現実味を帯びてきた、というのは自分も同意見ではありますが、2013年の花火受賞で市場規模が鈍ったのが意外と向かい風になるのではとも思っています。小箱メインで市場規模が伸び悩むと色々困る人が出てくるワケで、さて、その影響は大きかったのかなそうでもなかったのかな、というのが窺えるのが今年のSdjではないかなとゲスい視点で見守っていますYO。
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[ 2014年02月28日 23:07 ] ゲーム賞 | TB(0) | CM(0)
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