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3月10日アンデアンアビス会



 アンデアンアビス。アンデスの地獄かアンデスの奈落か、まあ、呼び方には拘らないんだけど、非対称でドイツゲーム風アクション選択なマルチウォーゲームということで気になっていたゲーム。この日はジークリボンP、一発命中P、ダメ学生さんと。
 知名度、流通量ともに乏しいゲームなのでプレイは困難かなと思っていたんだけど、先日ジークリボンPが入手したことで運よく遊ぶ機会を設けて貰った。しかし、この界隈で3つも買い占めたのはさすがに買い過ぎではなかろうか?w

 さて、アンデアンアビスは近代コロンビアを舞台に4つの陣営がそれぞれの勝利条件を追求するマルチウォーゲーム。登場するのは政府軍、過激派共産ゲリラFARC、右翼準軍事組織AUC、麻薬カルテルの4陣営。Zガンダムで言えば、連邦軍、エゥーゴ、ティターンズ、アナハイムみたいなものかな(無理のある例え)
 自分はFARCを担当したんだけど、だからってZガンダムに喩えたワケではないw てか、こいつら悪逆非道の限りを尽くした結果、民衆の支持率5%を割り込んだ札付きの外道どもなんであるw 話を聞くだけでドン引きだよw

 ゲームシステムについてはあちこちで詳しく解説しているので割愛(あちこちの意味をよく考えよう!)。

 自分の手番。FARCは政府に対して対立姿勢にある地域からそれぞれ「徴兵」ができる。徴兵は1地域ごとに1金が必要なのでFARCの全支配地域から兵士をかき集めるとなるとこれは結構な出費になる。しかし、ここで特別アクションの「脅迫」。徴兵したばかりの新兵を潜伏状態から活動状態に変えるとアラ不思議。1地域につき1金の収入が入って、萎びたハズの財布が再び潤いを取り戻すことに。
 ああ、なんと麗しいことか! マルクス主義の理想に賛同して立ち上がった辺境の若い血潮が、FARCの意思の代弁者として人々からの篤い協力と援助を取り付けてくれているのだ! 何も決して村落から男手を誘拐して、ついでに財産も掠めとる鬼の所業をかましているわけではない。ホントデスヨw
 そんなワケでFARCは数の優位を武器に政府の犬どもを追い立てて圧倒する。遊びでやってんじゃないんだよー!
 抵抗する政府軍とAUCではあるが、政府軍は展開にもたつき、AUCはFARCの急襲によるダメージを回復できず後手後手に回る。その頃、麻薬カルテルは南部の町を掌握していた。
 中盤も政府&AUCの劣勢は続く。支持率の低下に右往左往し、事態打開の手を見つけられないジークリボン・コロンビア大統領に発破をかけるダメ学生AUC最高司令官。

 「我々が出張ってもFARCの待ち伏せにやられるだけです! 政府軍の出動をお願いします!」
 「わかってるよお。わかってるんだけど手数がかかるんだよなあ」


 ロールプレイでもないのに台詞が弱小右翼と無能政府のそれになってるのが面白すぎるw
 一方、死んでも死んでも後から湧き出すゾンビ兵で北部制圧を狙うFARCではあるが、思うような成果を上げることができず二の足を踏んでいた。というのもこのゲーム、大軍で敵性勢力を一気に駆逐することができない。兵力は攻撃ロールの成否に関与するだけなのだ。兵数=命中率、ダメージは2で固定のTRPGみたいなもんである。大軍同士の決戦主義とはまったく無縁な地味で陰惨なゲリラ戦だけが延々と展開される。
 なので、FARCの戦い方としては局所に戦力を集中させるのではなく、様々な地域や都市、あるいはライフラインに戦力を分散して送り込み、政府の反撃を掻い潜った伏兵にテロ&誘拐を行わせて政府の支持率と財政基盤を破壊するのが正しかったのだろう。多方面への同時展開、同時襲撃こそゲリラ屋の本分である。
 そんなワケで戦い方を間違えて戦線を無駄に拡大させてしまったFARCは足並みを揃えた政府軍とAUCの連携に押し返されることに。さすがに手数で2倍の差があっては抗することはできない。
 そんな政府と反政府の抗争をよそに麻薬カルテルは勝利条件をほぼ達成する。ここに至って政府軍とAUCは当面の敵が目の前の赤い彗星FARCではないことを悟る。が、政府軍とAUCの勝利条件はFARCのそれと思いっきりバッティングしているため、なかなか麻薬カルテルに矛を向けられない。

 「このまま我々が争っていれば死の商人に国を支配される。不戦協定だ。そちらが手を出さない限りはこちらも軍事活動を手控える。支配地域の通過も黙認しよう。だから!」
 「そんな理屈!」
 「これが若さか……」

 妥当な条件を提示したつもりではあるものの、それを蹴り飛ばした政府軍とAUC。意を決したジークリボン大統領のコロニー落とし枯葉剤散布も間に合わず、結局マークを外された麻薬カルテルが勝利条件を達成。コロンビアを巡る内戦は金と麻薬の力でここに終結したのであった。めでたしめでた……くねえよ!w
 あーあ、だから麻薬カルテル勝っちゃうよー、って言ったのになあ。FARCは序盤は優勢でもイベントカードが弱いし中盤以降は攻め手を失うからこっちを叩く暇なんかないんだってばさー。
 え、そういうお前はなんで麻薬カルテル叩かなかったのかって? こっちは政府軍とAUCの圧迫がヒドくて3正面作戦とか正気の沙汰じゃないし、おまけに麻薬カルテル担当の一発命中Pは根に持つタイプだからめんどくせーんだよ!w
 戦うなら叩き潰すまでやらんと延々付き纏われるというか、時勢を見て敵味方をコロコロ変えることをしない人なので相手したくなかったw ある意味マルチで一番敵にしたくないタイプではあるw
 3陣営がきちんと意思疎通できていればこの段階での麻薬カルテルの勝利はなかった。なのでカルテルが勝ったというよりは3陣営が負けた、ってのが正しいんだと思う。要するに交渉の努力不足。感情的な躓きもあったのだろう。序盤からちょっと飛ばしすぎて他からヘイトを買いすぎちゃったからNE☆!

 そんなワケで楽しくもギスギスした5時間? 6時間? であった。ホント、近代コロンビアは地獄だぜー!

 各組織とも資金の不足が殆どなかったので何か運用を間違っているような気はする。FARCはもっと境界線に攻撃を加えて政府のリソースを削るのもアリだったのかもしれない。
 足の引っ張り合いが壮絶なので、勝利条件を満たすと同時に世界の敵扱いされて即座に追い落とされる。ゲームを理解しているメンバーでやるなら、結局のところ、決算のタイミングで運良く勝利条件を満たしている陣営が勝つゲームなのではないか、という気はした。ゲーム終了までそんなグダグダが続くというか。まあ、マルチゲームってそんなもんだと言えばそうではあるんだけど。
 これと比べるとなんだかんだでエクリプスはやっぱりユーロゲームなんだなと感じるw 収束性って素晴らしいw
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[ 2013年03月16日 00:04 ] ゲーム会 | TB(0) | CM(0)
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