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エッセンシュピール2021の個人的注目作10作

 あっという間にエッセン前日になってしまった! ということで、個人的に注目しているゲームを幾つか挙げてみたいと思う。ゲーム内容に関する記述は、ルールを読んだり、概要だけ読んだり、コメントから類推したりと、理解度はてんでバラバラなので正確な内容については保証しない。あくまで「こんな感じらしいよ」というレベルの理解と心得て欲しい。
 今年は去年からの新型コロナの影響でタイトル数は控えめ。自然、注目タイトルもやや小ぶりな感も否めないが、まあ、出版数過多とも言われる昨今なので、これくらいがちょうどいいという話もあるだろう。
 2019年に選んだ10タイトルとか今見てみるとなかなかいいとこ突いてるな自分と思わず自画自賛してしまうが。果たして今年はどうか!?


◆Messina 1347

https://boardgamegeek.com/boardgame/238799/messina-1347

 早速のステマ乙と言われそうだけど、まあ、挙げないワケにもいかないのでw
 デリシャスゲームズの新作。メインクレジットされているのはこれが2作目となるRaúl Fernández Aparicio。「アンダーウォーターシティーズ」「プラハ 王国の首都」の作者でもある共作者のスヒーさんばかりが持ち上げられてて、ちょっと彼にも注目してやれよと思わなくもないw
 果たしてどちらの色合いが強く出てるのか、そしてデリシャスゲームズのデベロップ力はどうなのか、という点でも注目のタイトルだ。

 「横濱紳商伝」のような移動要素を持つワーカープレイスメントで、遠いアクションスペースの実行にはコストがかかる。しかもワーカーは1つではなく、3つ(最大5つ)あるのが曲者で、それぞれのワーカーを最大効率で働かせるのはなかなかパズルチックな思考を働かせる必要があるだろう。
 また、FF10(遊んだことないんだけど)のスフィア盤のような監督トラックも目を引くコンポーネントで、この上で監督ディスクを動かすことでちまちまとリソースが手に入る。エンジンビルド的な趣もあるこの監督のマネジメントが勝負を分けるのではないかしら。


◆ゴーレム

https://boardgamegeek.com/boardgame/298383/golem

 これまたステマ乙なので申し訳ないんけどもw
 個人的に2010年代のベストゲームデザイナーと考えるルチアーニと、復活後もバリバリ界隈を賑わせるアッキトッカからメインの2人ブラシーニとジグリ。怖いパッケと合わせてやはり注目作だろう。
 この組み合わせは「グランドオーストリアホテル」と同じで、システムもそこからの援用が見て取れるのだが、「グランドオーストリアホテル」がサンバカーニバルなら、こちらは舞踏会といった趣だ。よくわからない例えかもしれないがw

 よりユーロらしい運要素を切り詰めたゲームデザインと、勝手に動いて制御不能なリソース獲得マシーンのゴーレムの挙動は見もので、個人的には「グランドオーストリアホテル」よりも肌に合いそうな雰囲気がある。


◆Boonlake

https://boardgamegeek.com/boardgame/343905/boonlake

 プフィスターの今年の新作。この座組は去年の「クラウドエイジ」と似てるのだが、あっちはNanox Games発なのでまたちょっとニュアンスが違う。プフィスターも腰が軽いというか、いろんなところから出すなーという印象w

 概要を読む感じでは「クラウドエイジ」でも取り入れたアクションフォロー的な仕組みを今回も取り入れているようだ。この手のメカニクスはあまり肌には合わないのだが(「プエルトリコ」とか苦手な民なので)、このゲームでは同じアクションが選択されにくくなるひねりがあって、ここはなるほどね、と膝を打つ。

 個人的にプフィスターは肌に合うゲームとそうでないゲームの差が激しいのでこれはどちらに出るか。元々プフィスターが好きな人にはいいんじゃないかな。


◆Ark Nova

https://boardgamegeek.com/boardgame/342942/ark-nova

 フォイヤーラントシュピールの今年の新作。デザイナーはこれがデビュー作となる新人Mathias Wiggeを起用。フォイヤーラントはデザイナーの経験に依らず安定した作品を輩出しているので、そのデベロップ力は折り紙付き。今年はどうか。

 動物園経営をテーマとしたゲームで、路線としては「テラフォーミングマーズ」とか「ウイングスパン」とかの最近の売れ線のそれ。そこに「シヴィライゼーション:新たな夜明け」のようなエンジンを持ち込んだのだから、これはもう聞いてるだけで面白そうな内容だw

 先述の3タイトルに比べるとギークの前評判はやや低めだが、ドイツでは注目度が高そう。個人的にもカードプレイメインのゲームは好きなので期待している。


◆Brazil: Imperial

https://boardgamegeek.com/boardgame/249277/brazil-imperial

 なんか割と前から見ていた名前なので、エッセン新作なのか、と言われると、まあ、アレなんだけど時期的にはそうなので。
 出版社は「ペーパーダンジョンズ」のMeepleBR、作者はZé Mendes。まあ、新興&ほぼ新人で実績的には不安感もあるが、雰囲気はいい。

 内容としてはEuroX、つまり、ユーロゲームに4Xゲームの要素を足した……という斬新極まりないコンセプト(ここ笑うところ)なのだが、ルールを見てみた感じでは「サイズ」の匂いがプンプンするので、まあ、要は「サイズ」フォロワーなのだと考えて貰えれば大きな間違いはないと思うw

 「サイズ」と大きく異なるのはシナリオという形でマップが大きく変わる点。マップはいくつかのタイルの組み合わせで表現されたモジュラーボードなので、戦略が固定化しにくい面はあると思う。


◆Mobile Markets: A Smartphone Inc. Game

https://boardgamegeek.com/boardgame/344768/mobile-markets-smartphone-inc-game

 コスモドロームゲームズの今年の新作。作者は元ゲーと同じくIvan Lashin。コスモドロームゲームズは他にも「Frozen Frontier」とか「Astrum」とかも出展予定なんだけど、近日中に販売できるかは極めて怪しいので(どっちも元々2019年発売予定だったんだぞw)、一番現実味がありそうなこれを挙げる。

 「スマートフォン株式会社」のカードゲーム版といった位置づけだが、元々の「スマートフォン株式会社」もまあスッキリした作りのゲームなので、カードゲーム化してもあんまり変わらない。まあ、「ケイラス」に対する「ケイラスマグナカルタ」みたいなもんだろう。

 元々のパッド重ねシステムは健在で、これがプロット式のゲームとしては非常に優れた仕組みだったのでこちらも面白そう。作者の向きとしてはちょい特殊効果とか盛り込みすぎると途端にトゥーマッチになるので、抑制が効いているのかどうかがポイントかな。


◆Corduba 27 a.C.

https://boardgamegeek.com/boardgame/320446/corduba-27-c

 今年のマイナー重ゲー枠。出版社はスペインのEdiciones MasQueOca、作者は新人Manuel Martinez Arandaと無名もいいとこなのだが、スケール感があって面白そう。テーマも本格的でアートワークもよい。

 ルールブックは30ページもあってクソ長いのだが、やることはまあ単純で、ワーカープレイスメントでリソース集めて建物建てるだけ。アクションビルディングゲームなどと銘打っているが、建てた建物が新しいアクションスペースになるなんて「ケイラス」からある話じゃねえかw 珍しくもなんともないぞw

 建物はポリオミノで表現されていて、全員共通の市街マップに配置するのだが、ここにはちょっとしたパズル要素があり、孤立した1マスを作るように建物を配置するとそのマスに自分の家を配置してワーカーの数を増やすことができる。なんかこれもどこかで見た要素だがw
 あとは暴動を絡めたインタラクションもちょい独特だが、これはそこまでメインではなさそうにも見える。アクションスペースが増えすぎるのを防ぐ役割かも。

 無名&新人でほぼ無実績な内容ながら前評判は急上昇しており、要注目な一作だ。運要素が毎ラウンドの目標カードのめくりぐらいしかないドライな雰囲気で、個人的にはめちゃくちゃ肌に合いそうな気がしている。
 あと、全然関係ないけど、最近遊んだクルセイダーキングス3でコルドバを首都にしていたので地名にはちょっと思い入れがあるw


◆Riverside

https://boardgamegeek.com/boardgame/321108/riverside

 作者はアポルタゲームズにおいてオストビーとのタッグで知られるスヴェンソン。今回はアポルタ名義ではなく自身の出版社となるChilifox Gamesからの出版となる。まあ、でもアポルタも新作は出すし、喧嘩別れとかではなさそうだ。

 ジャンルとしては紙ペンゲーム。北国の遊覧船のガイドとなり、観光客を様々な観光地に運ぶことを目的とする。5色のダイスから1つをピックして出目に等しい数のその色の観光客を塗りつぶす。出目が大きいダイスほど一気に手が進むのだが貴重なリソースである火を失うことにもなるのでそこがジレンマだろう。

 同作者の「アベニュー」にも通じる得点システムもニヤリとするところ。個人的に「アベニュー」がとても好みのフリップ&ライトだったのでこちらも気になるが、こちらはカードではなくダイス。そこがどう出るか。


◆Salvage

https://boardgamegeek.com/boardgame/347146/salvage

 トリテ枠その1。クーの出版社の新作で、作者はセネターの人。小粒ながら味のあるゲームを出す出版社&作者なのでこれも期待できるのではないか。

 ノートランプの「ハーツ」にビッドを足したもの。このビッド部分が独特で、全員で15個のオイルトークンを取り合う。オイルは1個ごとに「ハーツ」の1失点を相殺するのだが、オイルが余ることによる罰則はない。つまりオイルは取りドクなのだが、オイルが枯れてしまうと今度は取ったオイル分だけ失点を受ける。欲張りすぎちゃダメってことw
 さらに手札を交換するルールもあり、この辺の仕組みが結構大胆。まあ、手札運が顕著に出すぎるんじゃないかという気もしなくもないけども、ちょっと遊んでみたい。


◆Stichtag

https://boardgamegeek.com/boardgame/342545/stichtag

 トリテ枠その2。ブランド夫妻&娘さん。ラベンスバーガー。
 日めくりカレンダーの月、10の位の日、1の位の日にそれぞれのルールが記されていて、その組み合わせて色々なトリテが遊べるよという仕掛け。

 ぶっ飛んだ内容の組み合わせを楽しむのか、それともそれなりにしっかりしたルールができあがるのか、ブラント夫妻の作風だと後者っぽい気がするけど、果たしてどうかね。
 創作トリテのネタになるか、ネタ潰しになるかはやってみないとわかりませぬな。
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[ 2021年10月13日 20:03 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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