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ここ7年のスカウトアクションを纏めてみる

 7年という微妙な区切りなのは去年のアップデートというだけであまり深い意味はない(去年のコピペ)。とは言え、なんか毎年続けているとそれなりに意味があるように思えてくるから不思議だ。でまあ、早速一覧を見てみよう。

1.54 キーフラワー(2012/1位)
1.6 オーディンの祝祭(2016/1位)
1.6 ファーストクラス(2016/1位)
1.6 グレートウェスタントレイル(2016/1位)

1.64 テラミスティカ(2012/2位)
1.71 トゥルネー(2011/1位)
1.73 ロシア鉄道(2013/1位)
1.8 レイルロードレボリューション(2016/4位)
1.84 コンコルディア(2013/2位)
1.87 世界の七不思議(2010/1位)
1.87 アクアスフィア(2014/1位)
1.89 トラヤヌス(2011/2位)
1.9 ラ・グランハ(2015/1位)
1.9 テラフォーミングマーズ(2016/5位)
1.9 ロールフォーザギャラクシー(2016/5位)
1.9 サイズ:大鎌戦役(2016/5位)

1.91 グラスロード(2013/3位)
1.93 オルレアン(2014/2位)
1.94 ギンコポリス(2012/3位)
1.96 イル・ヴェッキオ(2012/4位)
1.96 春秋戦国(2014/3位)
1.98 トロワ(2010/2位)
1.98 アルケミスト(2014/4位)
2.0 モンバサ(2015/2位)
2.0 ニッポン(2015/2位)
2.0 シニョーリエ(2015/2位)
2.0 ウルムの黄金時代(2016/8位)
2.02 デウス(2014/5位)
2.04 ナビゲーター(2010/3位)
2.05 エイジオブインダストリー(2010/4位)
2.07 ホームステッダーズ(2012/5位)
2.1 世界の七不思議:対決(2015/5位)
2.1 カウンシル・オブ・ザ・フォー(2015/5位)
2.1 グランドオーストリアホテル(2015/5位)
2.1 コテージガーデン(2016/9位)
2.1 コードネーム:ピクチャーズ(2016/9位)

2.11 オリンパス(2010/5位)
2.12 ニュルンベルクへの始発列車(2010/6位)
2.12 ブリュッセル1893(2013/4位)
2.13 キーウェスト(2010/7位)
2.13 花火(2012/6位)
2.13 ツォルキン(2012/7位)
2.13 カシュガル(2013/5位)
2.15 ロココの仕立屋(2013/6位)
2.16 ムラーノ(2014/6位)
2.17 ディ・シュタウファー(2014/7位)
2.18 ヴィニョス(2010/8位)
2.20 ローマに栄光あれ(2011/3位)
2.2 コードネーム(2015/8位)
2.2 スカイアイランド(2015/8位)
2.2 ミステリウム(2015/8位)
2.2 シェイクスピア(2015/8位)
2.2 ファーベルザフト(2016/11位)
2.2 キングドミノ(2016/11位)
2.2 ヴィアネビュラ(2016/11位)

2.21 スパイリウム(2013/7位)
2.22 電力会社:原始の火花(2011/4位)
2.22 マデイラ(2013/8位)
2.23 フロレンザ(2010/9位)
2.24 ラブレター(2013/9位)
2.24 パッチワーク(2014/8位)
2.26 1655年:教皇がおられます(2010/10位)
2.26 アンドールの伝説(2012/8位)
2.28 ハワイ(2011/5位)
2.30 ウゴ(2013/10位)
2.3 ディスカバリーズ(2015/12位)
2.3 私の村の人生(2015/12位)
2.3 デルフォイの神託(2016/14位)
2.31 ヘルベチア(2011/6位)
2.32 カッラーラ(2012/9位)
2.33 ゆらゆら海賊船(2012/10位)
2.35 アメリゴ(2013/11位)
2.36 祈り、働け(2011/7位)
2.37 スノードニア(2012/11位)
2.39 ビースティバー(2014/9位)
2.40 炭鉱賛歌(2014/12位)
2.4 セレスティア(2015/14位)
2.41 ラクラク大統領になる方法(2012/12位)
2.42 ラパ・ヌイ(2011/8位)
2.44 アビス(2014/10位)
2.44 雲南(2013/13位)
2.47 エミネントドメイン(2012/13位)
2.48 ギルドマスター(2013/14位)
2.48 ノーティカス(2013/15位)
2.49 サンチアゴ・デ・キューバ(2011/9位)
2.49 コルトエキスプレス(2014/11位)
2.50 ファイブトライブス(2014/12位)
2.51 コニーアイランド(2011/10位)
2.56 海賊と商人(2011/11位)
2.61 サンスーシ(2013年/16位)
2.63 十二季節の魔法使い(2012/14位)
2.66 キングオブトーキョー(2011/12位)
2.75 ダンジョンファイター(2011/13位)
2.75 タシュ・カラール(2013/17位)
2.78 イノベーション(2011/14位)
2.78 おかしな遺言(2011/15位)
2.82 サンマロ(2012/15位)
2.86 フォルトゥナ(2012/16位)
2.92 秦(2012/16位)
2.98 マイルストーン(2012/17位)

 去年からスカウトアクションのレーティングは小数点第1位までを表示する改正が行われたため、下位集団では同じレーティングのゲームが溢れかえっている。来年になると更に増えるだろうという予想もついてちょっとゲンナリ。
 今回は1位のゲームが同率タイで3つも並ぶというちょっと興ざめな結果ではあったんだけど、個人的にはこの措置もまあしゃーないかなという気もする。小数点2位以下の微細な数字の大小でゲームの価値の高低を断じてしまうというのもいささか乱暴な気はするし、そもそもゲームなんて個々人で好みが全く分かれるものなんだから、あんまり細かい数字に拘ってもしゃーない。まあ、こうやって数字を纏めてる人間のいうセリフではないという自覚はあるけどw
 スカウトアクションの数字はあくまで数あるゲームの中から遊ぶ優先順位を見出すための指標として用いるくらいの気構えでよくて、ゲームの評価そのものは遊んだ自分が下せばいいんではないかな。まあ、ぼくはキーフラワーよりテラミスティカの方が好きですよってことです。

 さておいて、ゲーム自体に話題を移すと、今年の新作は豊作と言っていい出来栄えではないか? という期待がまずは募る。レーティング1.6台以上のゲームは過去7年を見回してもキーフラワーとテラミスティカしかないという事実を鑑みても、今年のトップ層の評価は凄まじい。「1位のゲームが3つもあるなんておかしいだろ!」という話は頷けるところはあるんだけど、「普通の年ならレーティング1.6台なんて叩き出せばそれで決まりなんだよ!」という話でもある。馬券としては憤慨モノだけどレースとしてはハイレベルの接戦で面白かった、という感じだろうか。
 今年のスカウトアクションは開始早々にテラフォーミングマーズが1位に躍り出て「あ、これひょっとしたら不作の年かもしれんぞ!?」と正直肝を冷やしたぐらいなので、結果だけ見てみれば万々歳。面白いゲームがたくさん遊べるならそれが一番だからね。去年は散々「ラグランハが1位とかマジかよー!」と叫んだ身なので今年は素晴らしく期待の持てる結果だなあ、という評価です。まあ、本当の始まりはこれからなんですけども。
 割と事前の注目度の薄かったファーストクラスが最後までトップを争ったのもレースとしては面白かったし、プフィスター+エッガートのモンバサコンピの新作、グレートウェスタントレイルがモンバサを悠々と上回るスコアを叩き出したのも驚きだ。グレートウェスタントレイルに関してはモンバサの評価から事前の注目度の高さは相当なものだと予想されたけども、その高まったハードルを難なく乗り越えた形なので、これはかなり期待が持てるんじゃなかろうか。オーディンの祝祭に関してはローゼンベルクの久々の本気を堪能できるというだけでもう言うことがない。恐らくはこれまでのローゼンベルク諸作を越えるトゥーマッチに過ぎるゲームなのだろうけども、物量に圧倒されて虚脱する体験をこそ楽しみたいというマゾい気持ちでいる。
 4位のレイルロードレボリューションはホワッツユアゲームの定位置。個人的にはホワッツユアゲームの作品が首位に来るような年はよっぽどヤバい年だとしか思えないので、この位置でいいですw
 5位には同率でアメリカ臭漂うゲームが出揃ったのも興味深い。スカウトアクションを賑わせたテラフォーミングマーズ、BGGでは既に好評を博しているサイズ:大鎌戦役、日本でも既に遊ばれているロールフォーザギャラクシー。こうしたゲームがスカウトアクションの上位に食い込むのはこれまであまり見られなかった流れではあるけども、マルチゲームだったりテキスト過多なゲームだったりはドイツでの主流ではないにせよ、持ち込まれればそりゃ遊ぶには遊ぶよという雰囲気は窺える。今年のKdJの推薦リストにブラッドレイジが入ったのもそうした流れなんじゃないだろうか。日本ではGTOは作られないけど、日本語版が出れば遊ぶよ、みたいな。まあ、デジタルゲームに関しては製作規模云々という話はあるんだけど。とまれ、こうした潮流は今後も拡大するのではないかな。

 ちなみに去年の記事では「エッセンももう頭打ちなんじゃねえの」みたいなことを書いたんだけど、今年の入場者数は1万2000人増の17万4000人に膨らんだとのことで、これに関してはスンマセンでしたという気持ちが若干あるw まあ、右肩上がりなのはいいことですね。

 エッセン新作の国内での取扱いに関しては既にホビージャパンからアナウンスが始まっていて、スカウトアクションの上位作についても近いうちに流通が始まるんじゃないかなというところ。この辺の流通事情については近年ホントにスピード感が高まったのでとてもありがたい。

 さて、エッセンも終わったので、ぼくの興味は半年先のSdJに移っていく。スカウトアクションとSdJの相関性は実はあんまりなくて、今年SdJを受賞したコードネームはむしろ例外的なゲームなんだけど、それでもスカウトアクションにランクインしたゲームがSdJ戦線での有力馬になりうるという見方はそれほど外れてはいないだろう。
 SdJにコードネーム:ピクチャーズが! というのは興ざめにも程があるのでw 消去法としてはキングドミノが浮かびそう。カタラが初のSdJ受賞…… あるんですかねえw あと、ヴィアネビュラはワンチャンありそうだけどこれはスペースカウボーイズだしなあw
 KdJについては上位のゲームはどれもトゥーマッチでお呼びではない。ファーストクラスはやや軽めとも言えるけど、カードゲームって部分も考えるとちと苦しいかも。KdJはややもっさいゲームが選ばれるきらいがあるし。となると有力なのは……ウルムになるのかw ロールフォーザギャラクシーがKdJってのもなんだしね。コテージガーデンはスペック的には悪くないんだけどメーカーがシュピールヴィーゼってとこで考慮外でしょう。ま、KdJはどちらかと言えば春のプフェファークーヘルの影響が強いからそっち待ちかな。
 どちらかと言えば予想が楽しいのはDSPかもね。今年は混戦だぞー。いやいや、楽しみな一年が始まりましたね。
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[ 2016年10月18日 20:57 ] ゲーム賞 | TB(0) | CM(0)
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